FUSION IP-Phone SMARTを使う〜CSipSimpleアカウント設定

昨年の5/15にサービスを開始した、FUSION IP-Phone SMARTですが、サービス開始2日後に登録した初期からのユーザーです。ただ、当時のスマホF-05Dは電池持ちが悪く、滅多に電話することがないので、最初はChiffonなるアプリを発信専用として利用していましたが、サーッとしたノイズや、エコーというかキンキン響く感じが耳障りで、やはり遅延以前に音質的に微妙でした。

しかし、昨年10月頃からCSipSimpleというアプリだと、音質がいいというので、試してみたら、納得! 遅延は仕方ないものの、かなり聞き取りやすい音声になっていることは間違いありませんでした。ただ、Chiffonよりも電池の消費が激しく、またしても発信専用でした。

F-05DからSH-02Eに機種変し、スマホ自体が高性能になったおかげか、CSipSimpleだけでなくViberSkypeも低遅延、高音質になったように感じられました。SH-02Eは電池持ちが素晴らしくなったとはいえ、CSipSimpleをずっと「常に使用可」の状態で待機させておくと、やはり電池持ちが残念でありました。

ところが、5/11にバージョンアップしたCSipSimpleはかなりの進化を遂げました! まずは、なんといっても電池持ちが大幅に改善され、SH-02Eでは24時間待機させ続けても全く問題ないですね(Viberには大幅に劣りますが)。そして、FUSION IP-Phone SMARTだけではなく、050 plusなどのアカウント登録がプリセットされるようになり、少しは取っつきやすくなったのではないかと思います。

実際の手順としては、初めてCSipSimpleを立ち上げると、簡易設定の画面になるので、「Androidと統合」はチェックをしたままがよいでしょう(ドコモの電話帳アプリから発信できるようになるため)。有効プロファイルは「常に使用可」「Wi-Fiで使用可」「発信のみ」の3つから目的に合わせて選びます(後からもちろん変更可能です)。最後の「モバイルデータ通信での使用を許可」にチェックを入れ忘れないように! 最後に保存を押します。

アカウントを追加する画面になるので、「アカウントを追加」を素直にタップします。もしくは、ダイヤルするテンキー画面の左下の鍵マークを押すと、アカウントを追加する画面になるので、「アカウントを追加」をクリックするとこのウィザードが出てきます。FUSION IP-Phone SMARTをタップします。

そして、ユーザ名にはFUSION IP-Phone SMARTから与えられたSIPアカウント(=050を除いた下8桁の電話番号)を、パスワードにはSIPアカウントパスワードを設定します。設定する文字列は、MYページにログインして「ユーザアカウント情報表示」から確認することが出来ます。

きちんと登録できれば、下記のようにグリーンになり、登録済みと表示されます。FUSION IP-Phone SMARTのアイコンも自動でセットされるので、ちょっとかっこいい!

以上でアカウントの設定は終わり、とりあえず通話できる状態になりました。次は、SH-02Eでのおすすめ設定を書いてみたいと思います。