今年の1月頃から、Mac Pro (Early 2008) 標準で搭載されているグラフィックカードのATI Radeon HD 2600 XT(左記リンク先の写真2枚目参照)が不調であったのは間違いありません・・・。2つDVIのポートがあるのですが、1つが表示されたりされなかったりしたので、もう1つのポートを使って過ごしてきました。
そして、4月に入り、この残る1ポートも表示されたりされなかったりし始めたので、そろそろご臨終が近いと覚悟はしており、アップルストアなどを参考に、代替用のグラフィックカードを検討していました。お手頃価格でMini DisplayPortも備える「NVIDIA GeForce GT 120 Graphics Upgrade Kit for Mac Pro(early 2009)」、Early 2008にも純正対応の「ATI Radeon HD 4870 Graphics Upgrade Kit for Mac Pro(early 2009 or early 2008)」、ちょっと高いけど高速で評判のよい「EVGA GeForce GTX 285」の3種類から選ぶことになりました。私にとっては、今までのATI Radeon HD 2600 XTで申し分ない性能でしたので、庶民価格かつ取り付け簡単(=電源ケーブルの接続不要)なGT 120にすることにしました。なにしろ現行のMac Pro (Early 2009)に載ってるくらいなのだから、私には十分なはず・・・。
そして、昨日とうとうGT 120がご臨終に・・・。そういえば、一昨日の夜、5〜6回も立て続けに電源マークの表示される黒いフリーズ画面に遭遇。まさに壊れる直前だったのでしょうね。本日Macの電源をONにしたら、いつもファンが「ブォ〜ッ」って鳴り響くんですけど、車やバイクのエンジンがかからない時みたいに、「フシュン」としょぼくれた音が聞こえるだけなのです。ハードディスクはカリカリといつものように音が聞こえているので、やはりHD 2600 XTがダメなのは明らかでした。
もう迷っている暇はありません。アップルストアで購入するよりも、Amazon.co.jpで頼んだ方が到着が早く、販売価格も同じだったので、Apple NVIDIA GeForce GT 120 512MB MC002ZM/Aを昨夜のうちにAmazonで注文! というわけで、本日帰宅後に無事商品が届いておりました。
茶色い外箱には製造日と思われる刻印があり、「2010.01.18」となってることから、結構新しいロットなのかな?と思われます。取り外したHD 2600 XTをGT 120の箱の上に置いて撮影してみました。いつ見ても、なかなかかっこいいと思っちゃいますね(笑)。
箱を開けると味気ないデザインのGT 120がお目見えです。シンプルなのはいいですが、なにもここまで地味じゃなくても・・・と思ってしまいます。特に、となりにHD 2600 XTを並べると、その差は歴然。
気を取り直して、GT 120の取り付けです。しっかりソケットに合うように差し込み、押さえてあった金属板を2つのネジで留め・・・とまさにHD 2600 XTを取り外したときと逆の順序になるので、難しいことはありませんでした。金属板と2つのネジは下記の写真右側の方に写り込んでいるので、どのことかわかるかと思います。今回は力業も必要なく、不器用な私でも手こずることなく取り付けることが出来ました。Macの電源を入れたら、ほとんどファンの音がしないので、取り付け失敗かと思ったのもつかの間、すぐにCinema Displayの表示がされたので一安心! デスクトップのアイコン表示や、Safariの描写とかがさくさくで快適です。HD 2600 XTより体感速度はGT 120の方が間違いなく上ですね! それにしても、GT 120は音が静かで、本当にビックリですよ〜。
“Mac ProのHD 2600 XTが壊れたのでGT 120に交換” への2件の返信